米軍ヘリが沖縄国際大学(宜野湾市)に墜落した事故から8月13日に20年を迎えるなか、嘉手納、普天間の各爆音訴訟団と「オール沖縄会議」の共催による「『欠陥機オスプレイの飛行停止と普天間飛行場の閉鎖・返還』を求め『米兵の少女暴行と政府による事件隠ぺい』を糾弾する沖縄県民大集会」が10日、同市で開催された。集会には約2500人が参加し、相次ぐ米兵による女性への性暴行事件にも抗議、「米国の顔色を伺う日本政府は独立国家とは言えぬ」との声が上がった。
東京でも同日、これに呼応する形で「沖縄は怒っているぞ ヤマトだって怒りなさいよ 東京集会」が、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」の主催で行われ、約200人が参加した。基地・軍隊を許さない行動する女たちの会の安次嶺美代子さんなどの発言があった。集会後、デモ行進も行われた。(取材・K、T)