運動

【沖縄】オール沖縄会議が県民大行動 「人間の鎖」で新基地反対 米兵犯罪にも抗議

 「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は7月6日、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で第43回県民大行動を開いた。新基地建設に抗議する座り込み行動の開始から満10年となる節目として行われた。

 行動はまずゲートから、工事車両が出入りする新ゲートに向って「人間の鎖」を実施、「基地建設、絶対反対」と声を上げた。続いてメインゲート前で集会を開いた。オール沖縄会議の稲嶺進共同代表(前名護市長)は、相次ぎ発覚した米兵犯罪について、「植民地支配そのものが具現化されている」と指弾した。玉城デニー知事はメッセージを寄せ、相次ぐ米兵の女性暴行事件について「まさにゆゆしき事態。激しい怒りを覚える」と訴えた。

 また県内各地の島ぐるみ会議の代表、県選出国会議員、県議が次々とマイクを握り、新基地建設阻止に向けた決意と事件の隠ぺいを続けてきた岸田政権を厳しく批判した。最後に金城徹共同代表による発声で団結ガンバローが唱和され、闘いの継続を誓い合った。(取材・T)

-運動
-, ,