「東京大空襲80年 第19回朝鮮人犠牲者追悼会」が3月1日、東京の国平寺で行われた。東京大空襲朝鮮人犠牲者を追悼する会が主催、東京平和運動センターや自主・平和・民主のための広範な国民連合・東京などが賛同した。日朝市民100人が参列した。

米軍は1945年3月10日、爆撃機B29を279機出動、軍関連企業や軍需工業が集中する下町を中心に焼夷弾33万発を投下した。約10万人が犠牲となったこの空襲では、強制連行などで渡日していた朝鮮人1万人以上が亡くなったとされている。日本政府や強制連行に関わった企業は、朝鮮人犠牲者の遺骨返還などの清算はおろか、当時の実態解明すら行っていない。
追悼会で東京朝鮮人強制連行真相調査団の西澤清代表は「植民地支配により故郷を奪われ、大空襲に遭った朝鮮人犠牲者に、歴史の解明と平和を守ることを誓い、今後も犠牲者の故郷を奪い戦争をもたらした『犯罪者』と闘おう」と訴えた。
会は朝鮮大学校の民族楽器グループ・ソル(松)の追悼曲と犠牲者への献花で締めくくられた。