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【東京】上智大でパレスチナ連帯 当局の不当な態度を批判

 上智大学(千代田区)で「Sophians for Palestine」主催のパレスチナ連帯デモが行われ、約80人が参加した。

 学生は大学当局に対し、ガザの現状を「虐殺」と認めること、イスラエル・テルアビブ大学との提携関係を解消すること、パレスチナ人学生への奨学金制度の確立、デモ参加者に暴力をふるった学生への処分などを求めている。

 だが、大学は要求に一切応じず、大学構内でのデモを「学生を怖がらせた」などと言いがかりをつけて禁止した。学生たちは弾圧に屈せず、「米国で黒人解放運動に携わった祖父母の意思を引き継ぐ」「学生みんなに勇気ある生き方をしてほしい」などと呼びかけた。

 全国の大学でパレスチナ連帯運動が取り組まれているが、大学当局にしっかりと対峙(たいじ)する上智大学の運動は大いに注目できる。(取材・O)

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