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労働新聞 2020年1月25日号・4面〜5面

近畿/関生や自治体議員など
から決意表明


維新政治との対決呼びかけ
議長講演に強い確信

 党近畿地方委員会主催の新春講演会・旗開きが一月十八日、大阪市で開催された。
 一部は、党京都府委員長の由良隆同志が開会あいさつで始まった。由良同志は「労働党の情勢評価は、他党とは違い、さまざまな政治的事件、現象が何によって起こっているかを明らかにしていることに特徴がある」と述べた上で、大隈鉄二議長の経歴を簡単に紹介した。
 新春講演で、大隈議長は、昨一年の内外情勢の特徴、情勢の展望、政党評価とわが党の課題などについて、多岐にわたる問題に触れて講演を行った。
 情勢の展望の冒頭には、ソ連のマルクス主義者のヴァルガの著作を紹介しながら、教条主義を批判して、「具体的事情の具体的分析」の重要性、全面性など、マルクス主義の神髄、史的唯物論についてかみ砕いて述べた。
 また「リーマン・ショックに始まった今回の危機は破局なしに終わらない。技術革新が進み、明らかに資本主義になじまない状況が出てきて、ここ数カ年の間にも何億人もの労働者が職を失う可能性がある」と指摘、「日経新聞」の「ネオ・エコノミー」などの記事を紹介しながら、「『政府、国家が富を再分配しなければ社会はやっていけない、資本主義が続かない』と書かれている。だが、金持ちのための政府、国家が再分配に応じることはない。また再分配ができる政権が選挙で生まれることはない。革命の時代に入っている。この激動のなかで、議会内での闘いと労働運動を中核とした国民運動の結合が大事である。党は政治や思想、理論闘争を先行させながら、労働者、とくに若い労働者や知識人に接近し党建設を大いに進めたい」と述べ、党への参加を呼びかけた。
 二時間あまりの講演で、大隈議長は歴史的な局面にある激動の情勢を浮き彫りにし、参加者を大いに啓発、激励した。

多彩な来賓、広がる連帯の輪
 続いて、会場を移して二部の旗開きが開催された。最初にアトラクションとして、三池闘争を題材にした映画「ひだるか」に主演した岡本美沙氏のピアノと生島大輔氏のバンドネオンによるアルゼンチンタンゴ二曲が披露された。
 場がにぎわったところで、三池労働組合で書記次長を務めた立山寿幸氏の音頭で乾杯。立山氏はあいさつのなかで、三池闘争は非正規、低賃金でますます厳しい環境におかれているこんにちの労働者の闘いのために大きな意義があると訴えた。
 歓談の後、各界からのあいさつが行われた。最初に自主・平和・民主のための広範な国民連合全国代表世話人の吉田伸氏が、次いで全日建連帯労組関西生コン支部執行委員の萱原成樹氏、同近畿地方本部執行委員長の垣沼陽輔氏があいさつ。萱原氏は「関西生コン支部は、業界が大資本に安く叩かれるなかで、中小業者を組織して労働者を守って闘ってきた。コンプライアンス活動も労働運動として闘ってきた。弾圧下にあるが、正しい闘いを広めがんばっていく」と力強く発言。社会民主党からは、大阪府連合副代表の大椿裕子氏、同兵庫県連合を代表して宝塚市議会議員の大島淡紅子氏、同京都府連合副代表で向日市議会議員の飛鳥井けいこ氏があいさつ。大椿氏は、「講演を聞きながら、大衆運動をどうつくっていくか、労働運動、政治運動をやっている立場から問われていると感じた」と述べた。奈良県議会議員の和田恵治氏、立憲民主党の長尾秀樹衆議院議員の秘書を務める細川代志一氏も紹介された。
 自治体議員からは、堺市議会議員の渕上猛志氏、吹田市議会議員の馬場慶次郎氏が登壇し、今秋にも「大阪都構想」問題での住民投票が予定されているなかで、維新政治の教育や文化面での攻撃や問題点、そして戦略的な観点で闘っていこうという呼びかけた。また、日朝友好京都ネットの角替豊氏は「議長の講演を聞いて、多くの示唆(しさ)を受けた。世界の状況について気概と見る目をしっかり持ち、闘い続け前に進んでいく労働党とともに闘い切りたい」とあいさつした。続いて在日朝鮮人総聯合会京都府本部国際統一部長の金賢一氏は、幼保無償化問題での差別など在日の置かれている状況と闘いについて訴えた。
 また、子育て支援団体「ワーキングマム」代表の西谷智美氏、青年を代表して下土井彰一氏、歴史の証言者実行委員会の野口隆氏からそれぞれの立場や活動について報告があった。
 最後に、劣悪な環境下の運送業で働く同志は、「大企業の利益優先の安倍政権に強い怒りを感じる。周りの労働者への呼びかけが大事だと思う。力を合わせて安倍政権を倒そう」と力強く発言した。
 閉会あいさつに立った党大阪府委員長の長岡親生同志は、参加者にお礼を述べた上で「大隈議長が講演で述べたように世界はまさに歴史的転換期にある。私たちがどんな状況に生きているか、どう闘っていくかを労働者、国民に広く呼びかけたい。今年は地域情勢やすう勢をつかんで、党の政策を前面に出しながら積極的に闘っていく。また青年を獲得して党を強化していきたい。ともに闘い、時代を切り開きこう」とあいさつした。
 最後に、参加者全員で「がんばろう」「インターナショナル」をピアノ伴奏に合わせて高らかに斉唱し、闘いの気概みなぎるなか旗開きを終了した。

祝電・メッセージ(敬称略・順不同・要旨)

・全日本港湾労働組合関 西地方大阪支部執行委員長 樋口万浩
 さて、二〇一九年は、私たちにとって激動の年でした。安倍政権は、沖縄辺野古の新基地建設をはじめとする南西諸島での自衛隊強化による軍事力を増強し、ますます戦争する国をつくることにまい進し、さらには、憲法九条の改憲に向け執念を燃やしています。
 また、国家権力による全日建連帯労組関生支部を標的にしたかつてない「労働組合つぶし」が警察・検察主導の下、裁判所までをもグルになり行われました。
 このような、厳しい状況を打開し「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」を守るためには、労働組合や市民団体、国民の立場に立った政党が団結と連帯をし、安倍政治を完全に終わらせなければなりません。
 共にがんばりましょう!

・全日本港湾労働組合関西地方神戸支部執行委員長 確氷良介
 この間、大企業を中心に企業の利益は拡大してきましたが、私たち働く者の労働・生活実態は改善するどころか、むしろ悪化しています。
 二〇二〇年春闘が本格的にスタートしていますが、私たちは自らの賃金や労働条件だけでなく、これらの課題についても地域の仲間と連帯した闘いを追求し、反撃の芽を職場・地域から育てていくことだと考えています。
 今春闘においても、企業・労働組合の枠を超え、広範な仲間とともに、闘いを進めていく決意を述べて、新春旗開きへのお祝いと連帯のメッセージとさせていただきます。
 共にがんばりましょう。

・全水道神戸市水道労働組合執行委員長 久常順治
 米中二大国がそれぞれの覇権の維持・回復を画策する動きを強めており、全世界に影響を及ぼすなか、わが国の政治経済にも大きく影響を落としています。ほかにも、英国のEU(欧州連合)離脱や中東情勢など、国際情勢はますます混迷の度を深めていくものと見られます。
 国内においても、人口減少が加速していくなか、これまでのようなやり方では立ちいかず、持つ者と持たざる者の格差の拡大が進行する情勢に加え、自然災害の多発化・大規模化の傾向が強まっており、勤労国民はさまざまな課題を抱えながら生活せざるを得ない状況です。こうしたなか、労働者階級の利益、人民大衆の利益のために闘う貴組織の活動は重要性を増しています。ますますご発展されることを心よりお祈り申し上げ、連帯と共闘のあいさつといたします。

・全農林労働組合近畿ブロック協議会議長 谷口豊
 地球温暖化の影響による局地的な集中豪雨や台風など自然災害が頻発・多発化し、昨年も全国各地で大きな被害をもたらしました。東日本大震災をはじめとした災害からの復興・復旧には多くの時間と労力が必要となることから、被災地・被災者に寄り添った活動と支援が必要です。また、格差と貧困が解消されないまま、あらゆる分野における規制緩和が加速しています。安心と安全を享受できる国民生活の実現が喫緊の課題となっています。
 このように私たちは、多くの課題に直面していますが、地域共闘に結集し労働者が希望をもって働き続けられる社会の実現をめざしましょう。

・明石地労協人権平和センター議長 川面勉
 新自由主義社会による富の蓄積は、労働力の価値以下に労働者を搾取、収奪し労働者みずからが権利や規制を放棄する事態に至っています。地域の労働者と結びつき学習と交流を通して過酷な労働現場を告発していかなければなりません。
 明石地労協も微力ではありますが、共感する力をつけながら地域の仲間とともに、取り組みを強め、労働者の「団結」と「連帯」の強化を図っていく決意です。

・部落解放同盟大阪府連合会執行委員長 赤井隆史
 新春の集いのご盛会を祝します。人権行政を後退させてきた維新、数を力に憲法改悪など、危険な政治を強行する安倍政権をストップさせるため、新たな政治活動を創造し、平和・人権・生活向上の市民運動を構築しよう。あわせて、救済法など人権の法制度の実現、狭山再審の実現にさらなるご支援・ご協力をお願いする次第です。

・大阪府トラック協会会長 辻卓史

・立憲民主党大阪府連合代表代行、衆議院議員 森山浩行
・衆議院議員 桜井周
・参議院議員 嘉田由紀子
・大阪府議会議員 山田けんた
・前大阪府議会議員 中村哲之助
・富田林市議会議員 辰巳真司 
・兵庫県宍粟市議会議員、いまい農場代表  今井和夫
・伊丹市議会議員 大津留求
・大石晃子
・前八尾市長 田中誠太
・宝塚市長 中川智子
・千早赤坂村長 松本昌親
・岬町長 田代堯


九州/「共に闘う」との
声次々と 

参加者の意思固めた議長講演 党建設へ近い新たに

 党九州地方委員会主催の新春講演会・旗開きが、一月十九日、福岡市で開催され、九州各県や広島の同志たち、さらに各界の来賓、支持者らが多数参加した。
 第一部の新春講演会は、党熊本県委員会の渡邊浩同志の司会で進められた。
 講演は、大隈鉄二中央委員会議長が行った。
 大隈議長は初めに、「労働新聞」での新年インタビューに触れた。その中で「情勢が複雑になってきているので、内容が多岐にわたる」と断って、用意されたレジュメに付け加えて、昨一年の世界情勢の特徴と危機の急速な深化について、世界銀行の幹部だったスティグリッツ氏の著作や同じく世界銀行の今のチーフエコノミストであるポール・ローマー氏の見解などを紹介した。
 その上で、現在の状況について、彼らの意見は「次に危機が起こるか起こらないかではなく、必ず起こる。そして、リーマン・ショックの時と比べてそれ以上の危機とになるということについては一致している」として、そして、世界の経済学者たちが、そういうことを言わずに、相変わらず決まりきったデータや数式まで使って、理論がありそうに見せる、こういうごまかしをいつまで続けるんだろうかと言って、非難している」と紹介した。
 そして、「世界の資本家、企業家たちが、このままでは経済が回らず、今度危機が起これば、破局がやってくることを心配し始めている」「政府による再分配以外に道はないということを急に言い始めた」と、昨年の商業新聞の論調などを紹介した。
 大隈議長は「かれらは、何とか手はあるといって政府の政策を変えるとか言っているが、その権力を誰がつくるのか。選挙で解決できないから世界中でデモが起こっている。日本も総選挙で展望があるのか」と、各国の支配層の政策的な限界を指摘、中途半端な改良ではどうにもならないと喝破した。
 そして、「共産党宣言」でマルクスが言ったように、生産様式が変わるという意味で、デジタル化の急速な進展など今の社会の変化が、これまでの資本主義的生産様式に馴染まない時代に入っている、生産様式が変わる革命の時代がすぐに来ると述べた。
 また大隈議長は、中国に対する控えめな評価と米中関係の見通しなどについて党の考え方を述べた。
 中国共産党の政権の下でも、国内は米国よりも激しい競争社会であること、貧富の格差も激しいことなどを指摘した。また、共産党の政治思想上も、哲学的にも明らかにマルクス主義とは違ったものになっていることを、具体的に明らかにした。
 米中関係については、香港、台湾問題も含めて米国は味をしめて、長期戦になるが、最終的には双方とも国内がもつのかどうかということだと指摘した。
 さらに大隈議長は、十八日まで開かれていた日本共産党第二十八回党大会と綱領一部改訂問題について、ベルリンの壁崩壊など社会主義の敗北・後退に関する見解、さらに今回の中国についての見解などについて、「『これまでのことは皆間違いだった』と言っているが、あまりにも無責任だ」と強く批判した。
 また共産党が「歴史上かつてないほど幅広い連携ができるようになった」などと言って、小沢一郎氏らの野党共闘路線に取り込まれているが、他の野党は共産党を政権には入れないと姿勢を取っていることを挙げ、共産党の「野党共闘」路線に展望がないことを突いた。
 また、大隈議長は、党の建設問題と関連して、ソ連のマルクス主義者・ヴァルガの著作内容を紹介して、マルクス主義の認識論、哲学問題について、「具体的に研究すること」の重要性について述べた。
 最後に、「そこまできた革命的危機、生産様式が変わるという意味で、そういう時代に入ったので、引き続き、皆さんと団結しながら、しかし、論争は遠慮会釈なくやらせていただきたい。徹底的にわれわれも闘います。よろしくお願いします」と講演を締めくくった。
 第一部の終わりでは、寄せられた祝電・メッセージが紹介された。

現場同志から決意表明「党を鍛え、大きくしよう」
 二部の「旗開き」は、最初に来賓からあいさつを受けた。
 社民党福岡県連合を代表して末広晃総務部長は、「昨年は春の統一自治体選挙、それから夏の参議院選挙で、労働党の皆さんにも大変ご支援をいただいた。今後も労働党の皆さんと連携をとりながら、二〇二〇年を政治の転換の年にしていこう」と述べた。
 朝鮮総聯福岡県本部の李周学委員長は「日頃から在日朝鮮人の諸権利、民族教育を守る闘い、また日朝友好親善のために御尽力をいただいている皆様に心よりお礼申し上げる。今後も皆さんと共に朝鮮と日本との友好関係のためにがんばっていく」と訴えた。
 自主・平和・民主のための広範な国民連合・福岡代表世話人の久保山教善氏は、「昨年の福岡での国民連合全国総会は、労働党の支援もあり成功した。私は屈辱的隷属でしかない今の政権には憤りを禁じ得ない。闘いを共に、民衆と共に闘おう」と乾杯の音頭を取った。
 各界からのあいさつでは、北九州市職員行政協議会(旧現業職員労働組合)の山下剛委員長が「二年前に行政職化ということで技能労務職を廃止された。それでも私たちはいままで自分たちが培ってきたことは、当局側と闘いながらもやっていきたい。同じ闘う労働党の仲間と今後もいっしょに闘っていきたい」と述べ、会場からは大きな連帯の拍手が起こった。
 防衛大学校人権侵害裁判を闘っている原告の母親は、防衛大学校内での人権侵害の実態や高裁への控訴の経過を報告し、「皆さんの力でもっともっと広めてほしい」と訴えた。
 続いて、佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会の塩山正孝氏が「いまノリの収穫の最盛期。日本有数の生産量をキープしているのは漁業者の必死の努力だ。すばらしい佐賀平野の自然を皆で守っていきたい」と訴えた。
 広範な国民連合・福岡の樋口茂敏世話人は「対米隷属、国民犠牲の安倍政権打倒のためにがんばっていく」と決意を述べた。
 地方議員からは、阿部靖男・筑紫野市議会議員、上村和男・筑紫野市議会議員、柿野義直・みやこ町議会議員などが登壇し、決意の一端を表明した。
 続いて闘いの報告と同志の決意表明が行われた。九州各県や広島から参加した同志たちが次々に発言した。「いま私には夜だが、明日は必ずあると思っています」「誰かが赤旗を振っていれば、必ず多くの人たちが目を向け気づいてくれるだろうと思っている」「根本的な激変なしにあり得ないような時代が差し迫っている。激動の中で党を鍛え、大きくしていきたい」「危機がどこから火がつくか分からないことを資本家も恐れている時代だ」「経済やいまの情勢について学習を積み重ねることで、自分たちの生活の中で起きていることが、世界や経済とつながっているということが分かってきた。二十歳代、十歳代の人たちに党に入ってもらえるようにしたい」などの決意表明に会場が沸いた。
 閉会に当たって、九州地方委員会の平石義則同志が「われわれの隊列に若い人たちを迎い入れて、さらに飛躍の年にしたいと」と結んだ。
 最後に、現場の同志が音頭を取り、力強い団結ガンバローを三唱、参加者全員で「インターナショナル」を斉唱して閉会した。
 九州地方委員会の旗開きは、意気軒昂に今年の前進を誓い合った。

祝電・メッセージ(敬称略・順不同・要旨)

・福岡県農業協同組合中央会代表理事会長 倉重博文
 二〇一九年はTPP(環太平洋経済連携協定) 、日EU(欧州連合)EPA(経済連携協定)に続き、日米貿易協定交渉が米国の一方的な圧力に屈し、農畜産物の市場開放がいっそう進んでしまいました。政府は国民への説明責任を果たさず、協定の承認を行いました。国民の声を軽視するものと生産者や農業団体は強く反発しております。そのため、昨年より「食料の安全保障を考える福岡県民ネットワーク」を立ち上げ、農林水産の第一次産業関係だけでなく、生協や医療団体等が結集し、学習活動の徹底と広がりにより国民合意を形成する運動に取り組んでおり、これからも、その輪をますます広げてまいります。
 一方、本年三月には五年に一度の「食料・農業・農村基本計画」の見直しがまとめられます。国の農畜産物の安定供給と国民の豊かな食生活を守り続けるために、食料自給率・自給力の低迷、災害の多発や国際化の進展など、近年の環境変化を踏まえ、農地・人(農業者)をはじめする生産基盤の強化を進めるとともに、安全・安心な国産農畜産物を安定供給すること等を通じて、農業・農村に対する消費者の信頼・理解拡大を図る施策の具体化に向けた精力的な議論が交わされることを期待しています。
 われわれは、今後も引き続き、国民各層との幅広い連携のもと、国際貿易交渉ならびに農業に関わる規制改革により、国民の「食と暮らし・いのち」が脅かされることのないよう、運動を展開してしていく決意であります。

・佐賀県平和運動センター議長 石橋正純
 歴代最長となった安倍政権の下で、行政と政治の私物化が進み、ウソやごまかしの「忖度政治」が横行し、民主主義の根幹が揺るがされています。大企業の内部留保が過去最高を更新する一方、実質賃金はマイナスとなり、消費税増税が追い打ちをかけ、国民生活は深刻になっています。
 私たちの運動はいま、脱原発、沖縄辺野古新基地建設阻止の闘い、佐賀空港へのオスプレイ配備反対の闘い、そして改憲阻止の闘いなど、大きな課題に直面しています。対米従属、日米軍事一体化を許さず、これ以上「国民の合意なき国策」の強要や「戦争をする国」へと突き進む安倍政権の暴走に抗し、国民的な闘いのうねりを今こそ作り出す必要があります。
 安倍政権の打倒、改憲発議阻止を大きな目標として掲げ、共にがんばりましょう。

・衆議院議員 稲冨修二
・参議院議員 野田国義

・福岡県知事 小川洋

・福岡県議会議員 原竹岩海
・福岡県議会議員 渡辺美穂
・福岡県議会議員 仁戸田元氣
・福岡県議会議員 岩元一義
・福岡県議会議員 野田稔子

・飯塚市長 片峯誠
・筑紫野市長 藤田陽三
・大宰府市長 楠田大蔵
・大野城市長 井本宗司
・福津市長 原崎智仁
・川崎町長 原口正弘
・添田町長 寺西明男



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