990615


コンチネンタル航空労組

解雇撤回へ新分会を結成


 コンチネンタル・ミクロネシア航空は昨年二月、日本人客室乗務員に対し契約社員か早期退職を迫った。乗務員は組合を結成して闘い職場復帰をかちとった。

 会社側はさらに今年三月十八日、契約社員十四人に解雇通告を行った。これに抗議して四月一日、「コンチネンタル契約社員分会」が結成され、解雇撤回へ反撃が開始された。六月三日には東京で「コンチネンタル航空労働者激励集会」が開かれた。

 激励あいさつでは航空連の客室乗務員が「航空労働者の雇用を守るためにコンチネンタル労働者の闘いを全面的に支持していく」と述べた。また、解雇撤回で闘っているカンタス航空労組の組合員が発言し、支援を訴えた。

 両分会の参加者が登壇し、「昨年の解雇から一年がたった。あのとき契約社員に応じていたら、いま解雇されたかもしれない。契約社員の気持ちがよく分かった。これからもいっしょにがんばりたい」「正社員分会としても、雇用と空の安全を守るためがんばりたい」など決意表明が行われた。

 コンチネンタル分会は、米国のコンチネンタル本社への抗議行動も含めて、いっそうの闘い強化を表明した。こうした決意は参加した労働者を激励するものとなった。


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