990225


国労 不当解雇から13年目の2・16

一日も早いJR復帰を!


 一九八六年二月十六日の国労組合員の不当解雇から十三年目の二月十六日、国鉄労働組合東京地方本部と国鉄闘争支援中央共闘会議は都内で総行動を行った。

 夜には、九段会館で総決起集会を開き、国労組合員や労働者など千三百人が結集した。

 集会では、東京地本委員長の酒田充氏が「今日は組合員、家族にとって屈辱の日だ。勝利をかち取るため、不退転の決意でがんばろう。昨年の東京地裁における五・二八不当判決は、不当労働行為の認識が欠如しており、容認されるものではない。全労働者の団結権、雇用をかち取るために全力で、大衆運動を軽視せずに闘おう」と訴えた。

 東京都労働組合連合会の矢澤賢・委員長が「国労の十年以上の闘いに励まされてきた」と激励あいさつ。

 また七年ぶりに現職復帰をかち取った太平洋汽船の竹中正陽氏が勝利報告を行った。

 国労では、二月十七日までの新橋支部の国会前座り込みに引き続き、闘争団が二月二十六日まで国会前で座り込み行動を行っている。


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