980725


カンタス航空スチュワーデス

不当解雇撤回要求し、組合結成


 四月に解雇された、カンタス・オーストラリア航空(本社・オーストラリア、シドニー)の日本人客室乗務員十二人は解雇撤回・職場復帰を求め闘っている。七月二十三日には、東京都港区のカンタス航空日本支社前で抗議集会を行った。

 カンタス航空では八七年に五年契約社員制度を導入。雇用は五年限定ではなく、将来は正社員にすると約束されていた。ところが昨年七月、会社側が突然、年収五〇%以上のカットと乗務時間の大幅増加を通知。今回解雇された十二人は条件変更に応じなかったため、契約満了を理由に昨年十一月と今年四月に解雇された。

 十二人は解雇撤回をめざして労働組合を結成、全労協・全国一般なんぶに加盟している。


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