980425


埼玉

キャラバン隊むかえ決起集会

大倉電気、国労などがよびかけ


 「労働法制改悪反対!九八春闘勝利!埼玉総決起集会」が四月十七日、浦和市民会館において開かれ、三百人の労働者が参加した。「労働法制改悪反対キャラバン隊」の埼玉入りをうけて、国労、全逓、熊谷地区労、大倉電気争議団など十三団体の呼びかけで開催したもの。

主催者を代表して国労上野支部の武田氏が「九八春闘は不況の波をまともに受けて低迷している。規制緩和、リストラの嵐のなかで今日の総行動は第一勧銀、労働基準局などへの抗議・要請行動を七十人で果敢に闘った。労働法制改悪は財界の意図を受け、闘いとってきた労働条件を切り下げ、労働者の生活を脅かすものだ。絶対に認めることができない」と改悪反対の決意と今日の闘いを力強く報告した。

 労働弁護団より労働法制改悪の問題点や国会情勢の説明を受けた後、全逓、国労の現場からの報告、十年間の闘いで全面解決間近の渡辺学園や大倉電気など各争議団の闘争報告と改悪反対の決意がつぎつぎと述べられた。

 集会後、元気な女性労働者を先頭に浦和駅までデモ行進を行い、多くの市民にアピールした。


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