20000415


福岡 博多駅前で決起集会

リストラ・雇用破壊NO! 失業に立ち向かおう 


 二〇〇〇年春闘の一環として、全国で「リストラ・雇用破壊NO! 失業に立ち向かう全国キャンペーン」が中小労組政策ネットワークなどによって展開されている。全国リストラホットライン、全国キャラバン(四月三日鹿児島、四月四日宮城スタート、四月二十日東京集会)が取り組まれている。
 福岡でもこうした全国の闘いの一環として福岡行動が闘われた。
 四月七日の福岡行動では、福岡行動実行委員会のメンバーらによる労働省福岡労働局、福岡県庁、県経営者協会などへ要請行動、JR九州本社への申入れなどが取り組まれ、夕方から「リストラ・雇用破壊NO! 失業に立ち向かう福岡集会」がJR博多駅前で開かれた。
 集会には、組合員など百五十人が参加した。実行委員会を代表して堺実行委員長(福岡市交通労組委員長)が「労働者の人権を無視し、企業の社会的責任を放棄した首切り・リストラを許さない運動を強めよう」とあいさつ。  続いて、キャラバン隊のメンバー、県職労をはじめ実行委員会参加の労組代表から闘う決意が表明された。国労博多地区本部の神宮委員長は「ILO勧告にみられるようにわれわれの闘いの正義が認められてきている。広く手をつなぎあって闘いを広げていこう」とあいさつした。
 最後にシュプレヒコール、団結ガンバローを三唱し、これからの闘いを誓い合った。退社時でもあり、駅を利用する労働者や若者の集会に聞き入る姿が目立った。


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