「つくる会」教科書の記述
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韓国・中国の批判、修正要求
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朝鮮半島が日本に敵対的な国家の支配下に入れば日本を攻撃する絶好の基地になる |
日清戦争ならびに日露戦争を自衛戦争として合理化 |
日本政府は韓国併合が、日本の安定と満州の権益を防衛するため必要であると考えた。英国、米国、ロシア三国は…これに異議を提起しなかった |
韓国併合の過程で侵略行為と強制性を隠蔽(いんぺい)し、国際的に認められた合法的なものとして記述 |
日本は植民地化した朝鮮に鉄道・灌漑(かんがい)施設を整備するなど開発を行い… |
植民地近代化論、植民地受恵論の観点から「開発」がまるで朝鮮住民のためのようにわい曲?収奪や支配目的の隠蔽 |
(従軍慰安婦についての記述なし) |
日本軍によりほしいままにされた過酷な行為の象徴である軍隊慰安婦問題を故意に脱落させ、残酷な行為の実態を隠蔽 |
満州国は、五族協和、王道楽土建設をスローガンに、日本の重工業の進出などにより経済成長を遂げ、中国人などの著しい人口の流入があった |
いわゆる東北地域の経済成長は、実際には、日本の対中侵略の戦争経済の成長である日本軍は公然と国際法を違反し、東北で細菌戦の研究実験基地を作り、731部隊は大量の人間を人体試験に使い、無数の中国人を残害した |
東京裁判では、日本軍が1937年、日中戦争で南京を占領したとき、多数の中国人民衆を殺害したと認定した(南京事件)。なお、この事件の実態については資料の上で疑問点も出され、さまざまな見解があり、こんにちでも論争が続いている |
残酷極める「南京大虐殺」を軽々しく描き、日本軍が南京城を占領した後、中国の平民と武器を放した捕虜に対して計画的に、6週間にわたる大規模な虐殺を実施した歴史的事実を隠蔽した |
1937年7月7日夜、北京郊外の盧溝橋で、演習していた日本軍に向けて何者かが発砲する事件がおこった。翌朝には、中国の国民党軍との間で戦闘状態になった(盧溝橋事件) |
日本が30年代から計画的に中国に対し、全面的な軍事進攻を準備し始めたことは大量の歴史的事実によって明らかにされている |