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千葉・愛媛 中小商工業者が集会

政府に苦しい実態訴え


 千葉市で十一月五日、県内の商工会議所連合会、商工会連合会、中小企業団体中央会、商店街振興組合連合会、商店街連合会主催の「千葉県中小企業総決起大会」が開催され、約七百人の中小業者が参加した。
 玉置・商工会議所連合会会長は「マクロ経済は回復基調かもしれないが、ミクロ、とくに中小企業には依然としてすこぶる厳しい状況だ」と述べ、政府や県に中小企業再生のための政策実現を強く要望した。
 大会では、中小企業の育成、中小企業の活力強化のための税制改革の実現、活力と魅力に満ちた町づくりの推進の三項目を決議した。税制改革については、外形標準課税導入に「絶対反対」が明記された。
 また、愛媛県松山市でも四日、商工会議所連合会主催の「愛媛県商工会議所議員大会」が開かれ、県内の会員約四百人が参加した。大会では、地域経済の活性化、魅力ある町づくりの推進などの議題が了承された。


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