NATO軍によるユーゴ空爆に反対する市民集会が四月二十五日、東京で開かれた。日本・ユーゴスラビア協会や市民団体の主催で、約八十人が参加した。
千葉大学教授の岩田昌征氏が「NATO空爆の意味」と題し講演。
参加者からは「セルビア人の言い分は知らされていない。日本は自前の情報をもつべきだ」「新ガイドラインによって日本もNATO軍のような役割をさせられる恐れがある」などの意見が出された。
最後に、空爆をやめて平和的に話し合うことを求めるアピールを採択し、これからも連携をとりあって運動を強めることを確認した。
5月7日、演歌歌手の京一夫さんは東京・銀座で募金や支援を呼びかけた。ユーゴ空爆で発生した難民にコメを送ろうと呼びかけている。
問い合わせと募金、支援米の受付は、東京都江東区大島3-6-12 京ビル「ユーゴ・コソボのこどもにコメを送る会」
電話090-3218-3676まで。
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