990205


実弾演習移転反対

日出生台で連合が1万人集会


 大分県日出生台演習場での在沖縄米軍の実弾砲撃訓練が二月四日からはじまるのを前に、大分県玖珠町で連合大分などが主催する「米軍基地の整理・縮小を求める日出生台一万人集会」が一月三十一日に開かれた。

 集会には一万三百人が結集し、会場となった河川敷を埋め尽くした。

 藤元宏紀・連合大分会長は、「地元の声を無視した移転訓練は基地の拡大につながる」とあいさつ。


集会参加者の声

 やっぱり一万人は大きいと感じた。北海道からの報告で、矢臼別では演習の騒音で牛が乳を出さなくなり、廃業した酪農家があるという話が印象に残った。また、日頃は目につかいないが、湯布院でもいろいろ運動していることも分かった。連合は春闘もこれぐらい力をいれれば、もっと賃上げをかち取れると思う。(北九州市・男性)


Copyright(C) The Workers' Press 1996,1997,1998,1999