981015


やめろ周辺事態法

戦争協力を許さない


 「周辺事態法をやめろ! 戦争協力を許さないつどい」が十月六日、東京日比谷野外音楽堂で開かれ、労働者や市民千五百人が集まった。参議院議員の島袋宗康氏は、「十一月の沖縄知事選挙で、これまで県民とともに基地縮小・撤去を求めてきた大田知事の三選を果たそう」と訴えた。

 反戦地主会の照屋秀傳会長は、「政府はアメとムチの政策で大田知事を倒そうとしている。沖縄から米軍基地をなくし、アジアの人びとと共生するためにも、知事選で勝利したい」と述べた。

 また、海員組合員、婦人民主クラブなどから運動報告がされた。海員組合員の竹中正陽氏からは、七月に海員組合と全港湾労組などが共同してシンポジウム「海から見た新ガイドライン」を取り組んだ経験などが報告された。

 最後に「新ガイドライン反対」「名護海上ヘリ基地反対」「建設大臣は施設局の審査請求を却下せよ」などとする宣言を採択した。集会後、参加者は国会へ請願デモを行い、周辺事態法など新ガイドライン関連法案反対を訴えた。


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