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米国のイラク攻撃反対!

横須賀などで抗議行動


 空母インディペンデンスなど米艦船がペルシャ湾入りし、米国はイラク攻撃の臨戦体制をとっている。一昨年の日米安保共同宣言に沿って、在日米軍基地が後方基地となり、日本がイラク介入に加担している。

 インディペンデンスの事実上の母港である横須賀では、抗議行動が始まった。横須賀の市民団体「NEPAの会」と「非核市民宣言運動ヨコスカ」は二月三日から連夜、基地メインゲート前で「横須賀が武力行使の拠点になるのはごめんだ。イラクへの武力行使反対!」をかかげて抗議行動を展開している。

 米海軍厚木基地近くの住民でつくる「平和をつくる大和市民の会」と「厚木基地を考える会」は十六日、同基地司令官に対して武力行使の中止と部隊のペルシャ湾引き揚げを求めた。

 東京・渋谷の宮下公園で十七日、「イラクの人びとを殺すな! 武力行使に反対する緊急行動」が市民平和訴訟の会などの呼びかけで行われた。


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