ガイドラインに反対し、市民が集会

980215

東京　新ガイドライン反対

市民団体が代々木公園で集会

　「新ガイドラインに反対する２・１行動」が二月一日、東京・代々木公園で開かれ、約六百人の市民が参加した。集会は戦争への道を許さない女たちの連絡会、ＮＯ！レイプＮＯ！ベース女たちの会、日本キリスト教協議会平和・核問題委員会、憲法を生かす会などが呼びかけたもの。

　集会には「名護ヘリポート基地に反対する会」の青崎百合雄氏が参加し、名護現地の闘いを報告した。

　続いて、戦争への道を許さない女たちの連絡会、非核市民宣言運動ヨコスカ、船舶部員協会などから新ガイドライや有事法制の動きについて反対のスピーチが述べられた。また、在日韓国民主統一連合の金栄煕氏、アメリカ先住民運動代表のデニス・バンクス氏から連帯のあいさつが行われ、沖縄の歌や踊りも披露された。

　集会行動宣言では、沖縄の人びとの基地縮小を要求する県民投票、名護の米軍海上ヘリポート基地新設の拒否を表明した住民投票の前進を指摘し、「いま本土では、米軍の軍艦が入港した港の地域や、大規模な日米の合同軍事演習が行われだした地域での抗議行動など多様な闘いが各地で生まれています」と述べ、「すべての基地撤去をめざし、新ガイドラインに反対し、有事立法、盗聴法などを許さない活動を続ける」ことを宣言した。参加者は「有事立法はいやだ」「海上ヘリポート基地はいらない」「新ガイドライン反対」を訴えてデモ行進を行った。