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東海地方委員会新年旗開き

闘う決意に満ちた旗開き


 党東海地方委員会主催の旗開きが一月十八日、名古屋国際センタービル内で開催された。

 第一部では長岡親生・党愛知県委員長による主催者あいさつの後、党中央委員会を代表して山本正治同志が、今日の情勢と闘いの展望について講演を行った。

 山本同志は、「情勢の大きな激動がはじまった。確固とした考え方をもっていなければ闘えない。闘いを求めるすべての人びと、党派、とくに労働組合の活動家の皆さんに、状況に対するきちんとした認識をうち立て、橋本政権に対して共同して闘うことを呼びかけたい」と訴えた。

 続いて二月八日に名護市長選をむかえる沖縄から寄せられた、違憲共闘会議議長・有銘政夫氏からのメッセージが紹介された。安保破棄、基地撤去の闘いの先頭で闘っている名護市民、沖縄県民との連帯を全員で確認した。

 二部は、杉山千佐子・全国障害者連絡会会長の音頭で乾杯した後、寺尾光身・広範な国民連合愛知代表世話人をはじめ地元議員、労働組合代表の方々から来賓のあいさつが行われた。

 「今日は坂本龍馬の集まりだ。労働党は先陣を切って、闘ってほしい」「政治の新しい結集軸が必要だ」など労働党への期待やともに闘う決意がつぎつぎと表明された。

 あいさつの合間に愛知県在住の上運天有二さんら琉球民謡のグループによるアトラクションが披露され、会場は熱気に包まれた。

 閉会のあいさつに立った板倉重永・党三重県委員長は、「危機の時代。いっそう闘おう」と呼びかけた。参加者全員、九八年の闘いの決意を新たにした党旗開きとなった。


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