連合沖縄などでつくる「県民運動実行委員会」は三月二十六日、沖縄県庁前で集会を開き、海兵隊削減のための百万人署名運動の成功を訴えた。
　実行委員長の玉城清・連合会長は、「海兵隊削減は、県議会も町村議会も一致して採択するほど、県民の声になっている。稲嶺知事も政府に削減を要求しているが、日米交渉の議題にすらなっていない。あらためて、海兵隊削減が県民の総意であることを訴えよう」などと呼びかけた。
　集会後、労働者は那覇市内で署名運動を展開した。
　沖縄では、一月の女性への強制わいせつ事件以後も、日本人労働者へのモデルガン発射、酒に酔ったうえのひき逃げ事件など、米兵による犯罪が続いている。署名運動の成功をはじめ、基地撤去運動がさらに重要になっている。