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過当競争、規制緩和
元を正さねば解決しない
全国電機商業組合連合会会長 福田 勝亮
明けましておめでとうございます。
昨年は国の経済政策も景気全般を引っ張るまでの効果が出ないまま、消費低迷の続く厳しい情勢で越年しました。
家電業界は、依然として量の追求、シェア競争、過当競争が繰り返され、五千平方メートルを超える大規模の出店を行い、異常な利益をあげている一部量販店を除き、多くは行き過ぎた競争により単価ダウンが続き、適正利潤があげられない厳しい状況で推移しました。
本年は規制緩和の行き過ぎ、過当競争によって中小小売商の経営に圧迫している点を重視し、「元を正さねば解決しない」課題が山積していることを関係方面に勇気をもって問題提起する年にしたいと考えています。
全国電商連は業界の秩序と公正な競争環境の確立、組合店の経営活性化、家電リサイクル法に見られる社会的使命を果たす事業に精力的に取り組んでいます。
一昨年のハイビジョン拡販キャンペーン、昨年末から実施のBS・CS普及キャンペーン、さらにパソコンの講習会などは、組合員が最も得意とし、立地を生かした地域電機店の力を存分に発揮できる分野であり、積極的な取り組みをお願いしてまいりました。
本年末にはBSデジタル放送がスタートします。今から期待して取り組みを強化していただく必要があります。さらに、住宅リフォーム問題、太陽光発電、生ゴミ処理機、介護用品などなど、新しい分野の情報も積極的に提供します。
そして、組合員店の経営力を高め、消費者への快適生活提案力の向上に取り組み、混迷している家電流通業界の環境改善に組織一丸となって取り組みたいと思っています。
家電リサイクル法の施行も一年余りとなっています。全国電商連はこの問題についても、社会的使命を果たすことはもちろんでありますが、組合員店だけにしわ寄せとならないようメーカー、消費者、流通が応分の負担で粛々と施行できるよう対応してまいります。
多くの課題を抱え、解決していくには組合員各位「お一人お一人の行動」と絶大なご支援が最重要であります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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