20000725

韓国、ビエケス島代表と交流

国際連帯で米軍基地撤去を


 「基地・軍隊に反対する平和交流集会」が七月十九日、那覇市内で開かれた。主催は平和市民連絡会で、国内外から米軍基地に反対する諸団体など二百人が参加した。
 激しい米軍基地反対運動を闘っているが中南米プエルトリコ・ビエケス島のルーシー・マルドナード氏は、「娘は劣化ウラン弾で被ばくし、ガンに侵された」と涙ながらに語り、「私たちは沖縄の人びとと共に闘っている」と訴えた。
 韓国から訪れた駐韓米軍犯罪根絶運動本部のキム・ドンシン事務局長は、「韓国では、米兵犯罪に対して司法権が及ばない。沖縄で『命どぅ宝』(ぬちどぅたから=命こそが宝)という言葉を教えられた。民衆による安全保障が必要だ」と、沖縄県民にエールを送った。
 最後に金城睦・平和市民連絡会共同代表があいさつし、嘉手納包囲の成功を訴えた。


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