「平和へのメッセージ 日・韓・朝こども絵画展」が二月二十八〜二十九日、東京都議会議事堂内で開かれた。主催は同実行委員会などで、開催には日朝友好促進東京都議会議員連盟と東京都議会日韓議員連盟が協力した。
この取り組みは、朝鮮民主主義人民共和国へのコメ援助などを行ってきた京一夫・レッドハート国際委員会「愛の贈りもの」事務局代表が、三年にわたって集めてきた日本・韓国・朝鮮の子供たちの絵画のうち、七十点を展示したもの。
二十八日のレセプションでは、奥山則男・東京都議会日韓議員連盟会長と桜井武・日朝友好促進東京都議会議員連盟会長があいさつに立ち、「三国の子供たちの絵画を展示できたのは画期的なこと。子供の心には国境はなく、平和と統一を願う思いがあふれている。われわれも朝鮮半島の平和的統一を願う」などとあいさつした。
同実行委員長でもある京氏は、「子供たちの絵は非常に生き生きしたものだ。とくに韓国の子供の絵には、平和と統一を求めるものが多い。絵画展のようすは、後日ピョンヤンとソウルを訪ね、絵を描いてくれた子供たちにも伝えたい」と、全国的な取り組みに向けた抱負を述べている。
絵画展は朝鮮半島の「光復節」（解放の日）である八月十五日まで、全国で行われる予定。
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