労働新聞 2004年6月15日号 通信・投稿

俺の給料明細書

食べるのがやっとの賃金

神奈川・下請け作業員
星野 康樹・47歳、独身

 再就職して2回目の賃金明細書(5月分)を送ります。5月は連休があり、出勤日数は17日です。2カ月ごとの契約更新という不安定雇用。社会保険等はいっさいなし。会社は工場内作業を請け負っていて、現場では工場の正社員の指示に従っています。工場の正社員とは賃金体系はもちろん別。何といっても低賃金。
 家計で大きな比重を占めるのは家賃と駐車場代で、約6万円。電話代、光熱費などで3万円。国民健康保険料が600円。食べるのがやっとの生活です。

支給額
基本給  149,600
休日出勤  23,375
残業手当  8,938
通勤手当  5,244
支給合計 187,157

控除額
所得税  6,450
共済会費  300
控除合計 6,750

手取り 180,407円


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