労働新聞 2003年10月5日号 通信・投稿

祭りの女性パワーに感激

林 宝明

 先日、第25回横浜ハマッコ踊り炎舞が開かれ、市内の赤レンガ倉庫で、参加グループがそれぞれの踊りを披露しました。グループは若い女性が多く、男性は少なくて3、4人といったところがほとんでした。あるグループは30歳代から60歳代の女性だけで構成されており、炎天下で踊るパワーを今の男性は見習ってほしいと思います。来年はあなたも、暑いなんて言ってないで参加、または見に行ってみませんか。あのパワーをもらうだけで価値があります。これからの日本をしょって立っていくのは、このような女性たちかもしれません。
 あの情熱、粘り、一つの目的に一生懸命立ち向かって、みんなと団結する姿は、見ていて清々しいものでした。踊り終わった女性に、「暑かったでしょう。ご苦労様でした」とひとこと声をかけると、うれしそうに「そのお言葉だけで暑さが吹っ飛んでいきました。ありがとうございました」と言って立ち去って行きました。このような女性がたくさんいるということを発見し、日本もまだ見捨てたもんでもないなと痛感しました。


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