20011125

労働党へのメール

小泉首相、国民を甘くみるな

ライオンのしっぽ


 小泉総理は何もしていないと思いませんか? 単純にマスコミを動かして大義名分を通しているだけです。大きな声で元気良く叫んでいるだけです。
 小泉総理はさんざん国民に夢を抱かせておいて、この期間に国民のために何をしただろうか。苦しみと負担を求めただけ。今日も、失業して明日からどうしていいのか分からない人たちがたくさんいる。政府は雇用対策をとると言っているが、いま求められているのは失業対策だ。
 小泉総理はいろんな事情で失業した人たちをどう救済するのか。小泉総理の言うことは机上の空論が多い。何年もかかるような案件を明日にでもかなうような言い回しをする。各省庁の民営化には何年もの年月が必要なのは明らかなのに、どうして小泉総理にできるのだろう。
 小泉総理に伝えよう。国民の身になって考えてくれ。
 失業者に会社都合、自己都合などの制限を撤廃して即日に生活支援が受けられるように、新しい体制にして失業者を救済してほしい。政府の支援で職業訓練や転職などがスムーズに行えるようにするべきだ。職業訓練ももっとたくさんのものを用意しなければ意味がない。
 小泉総理は息子が失業したらどんな職業訓練を受けさせますか? また、年金もそう。小泉総理も結局は銀行の族議員ではないか。今政府が銀行支援に渡すお金を国民の生活救済に回せば解決することではないか? 銀行に投入する資金を年金やその他の基金に振り向ければ相当な人たちが助かるはずだ。
 ある中高年の人が生活保護を受けるために訪れたが、さまざまな基準があって、たとえば、車があったり、エアコンがあったり、ただ説明してお互いに疲れただけだった。こちらは国庫から生活費を出してあげたくても結局なにもしてやれなかった。ほんとうに国民を考えた制度の改革をしてほしい。いまの日本の生活水準では、実際には一世体あたり月三十万円から四十万円程度のものは必要だ。   
 小泉総理、福祉を切りつめるのではなく、それらの補てんをしてください。国債を積み立てるなり、銀行に回す資金を年金や失業対策に投入するなり、いくらでも方法はあるはずだ。小泉総理は単純に銀行の族議員だ。国民の生活に負担を求めるのをやめてくれ。
 小泉総理、毎日何をしていますか? 国民を甘くみないでほしい。小泉総理の改革では日本の一億数千万の民は何の恩恵も受けない。ひと握りの銀行員の生活が守られるだけだ。また、それらの改革案はたんに難題を先送りするための総理の口実ではないか、小泉総理、机上の空論を唱えるまえに、国民のための身近な改革をしてくれ。

ページの先頭へ