・A5判パンフレット(120ページ)
・発行:日本労働党中央委員会
・1998年1月1日発行 定価 800円(税込)
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労働新聞社 101 東京都千代田区神田神保町1-28
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(一)「安心してまかせられる」現実政党への大変身――21回大会が決議した新たな方針
(1)「日本共産党の躍進と『自共対決』の時代」――その要約
(2)その「躍進」の根拠などについて
(3)共産党は誰の期待に応えるのか
(二)財界に安心感を抱かせる内外政策――「共産党はどんな日本をめざすか」の批判的検討
(1)大企業の「民主的規制」は言葉だけ、「めざす日本」はヨーロッパ並み――共産党の経済政策の批判
(1)要約的紹介――『ルールなき資本主義』という経済政策
(2)「大企業にたいする民主的規制」の中身をこそっとすり替えた――「規制」は完全に言葉だけに
(3)めざす目標は、「ヨーロッパ並み」か、財界も実現を望む水準(2)根本的なアメリカ戦略批判を避けた――共産党の外交、安全保障政策の批判
1 日米安保共同宣言の背景=米国の「東アジア戦略」になに一つふれない異常さ
2 アジアと世界の平和に貢献する外交政策を提起できない共産党
3 焦点となる台湾問題で、米国やわが国政府とほぼ同じ態度に
(3)政権展望の現実性は、唯一、保守派との連立だけ――きわめて危険で、反動的な政権構想
(1)この「躍進」は長くはつづかず、限界が
(2)共産党は保守党との連立を想定している――どのような連立政権をめざすのか
1 いまは、連立の相手は存在せず
2 将来は、連立の相手は存在するという
3 連携の相手は保守派にしぼられている(3)この構想によって共産党が政権に参加する可能性、その場合の役割
(4)深まる体制の危機の時代をどうたたかうか――労働者と進歩を願う人びとに訴える
(1)歴史的な情勢、大衆的基盤のある国民運動、行動を組織しよう!
(2)戦後史の全体とこの決定的な歴史的時期における、諸思想潮流と政党の役割についての批判的検討――歴史の教訓に学ばなければならない
(3)支配層に恭順を示し、政権参加を熱望している共産党
1 『ルールなき資本主義』論は、わが国大企業とその政府の苛酷な収奪の実態をおおいかくす反動的理論
2 「東アジア戦略」にふれなかったのは単なる理論上の弱点ではない。かつての「西側の一員」論と同じで、体制の枠内の党であることを誓約した
(3)社会主義を願望にすりかえられた――共産党のもう一つの誓約
(4)今日の体制は矛盾に満ち満ちている! わが労働党は歴史の趨勢を信じてたたかっていく